■150形 被爆電車

■実車ガイド■
 大正14年に製造された広電初の半鋼製車で、単車としては最後まで生き残った形式です。650形と同様に被爆という経験をもち、戦前から戦後まで主力として活躍しましたが、他都市からの大型ボギー車の導入により次々と姿を消していき、最後まで残った156号だけが廃車後も江波車庫に保管されてきました。
 そして昭和62年に一部改造を加えた上で奇跡の車籍復活を果たしました。復活直後には8号線などで営業に入りましたが、その後はほとんど動いていません。現在は料金箱やカードリーダーを装備していないので営業ができない状態ですが、戦前の広電を知ることができる貴重な存在で、江波車庫でその姿を見ることができます。





庫外に出されて洗車中の156号
通常車庫から外に出されることはほとんどない
’06.8.20 江波車庫にて(許可を得て撮影)



今や貴重な唯一の単車156号
走る姿をぜひ見てみたい
’04.2.27 江波車庫にて(許可を得て撮影)



運転台[B]


車内照明[B]


車内[B]


車体表記[A]
[A]’04.2.27 江波車庫にて(許可を得て撮影)
[B]’06.8.20 江波車庫にて(許可を得て撮影)

150形諸元(現存車)
形式 150
両数
車号 156
定員 42人(うち座席18人)
自重 10.30t
最大長 9,069mm
最大幅 2,400mm
最大高 3,888mm
主電動機 MB−82−L
出力 26kw×2
制御/駆動方式 直接制御/釣り掛け駆動
製造年 大正14年
車体製造所 梅鉢鉄工所
備考 被爆電車


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