2000形

朝のラッシュ輸送で踏んばる2008+2009号
’06.3.2 十日市町〜本川町にて
 850形(現350形)をもとに、直通電車としてよりふさわしい装備をもって登場したのが2000形です。当初は1両ボギー車として製造され、2004号から2009号までは自社工場で製作されました。その後連接車の登場により輸送力不足となるのを受け、昭和49年に2両永久連結化工事が施工され、この際偶数番車が広島駅側とされ4編成がそろいました。また現在では冷房改造や前面近代化が行われています。
 最近は5000形などの登場により日中見かけることは少なくなってしまいましたが、ラッシュ時ではぐりーんらいなーの補完役として元気に走る姿を見ることができます。
 一方連結化されなかった2001号は事業用車となり、高床式電車の千田車庫への回送控車などに使用されましたが、晩年はまったく動かず荒手車庫に留置されていました。冷改や近代化工事を受けておらず、2000形の原形を保つ貴重な存在でしたが、5000形の増備、急行用待避線建設などの関係で車庫が狭くなるため、平成15年10月に解体されてしまいました。

ラッシュ輸送のため千田車庫を出発する2008+2009号
’06.2.28 広電本社前付近にて

西広島(己斐)をめざす2006+2007号
’06.3.2 本川町にて

広電唯一の連結車である2000形
ラッシュ輸送には欠かせない存在
’02.9.24 宮内〜平良にて

秋の日差しを浴びながら出発!
走行音が独特なため離れていても2000形だとわかる
’03.10.16 広島駅付近にて

連結化されず事業用車になった2001号
残念ながら平成15年10月に解体された
’01.10.12 荒手車庫にて(許可を得て撮影)

軌道線ではトロコンの関係で前側パンタ上げが絶対だが
宮島線は閉塞式なので後側上げで走ることもある
’04.3.1 高須にて

宮島行きの方向幕も誇らしげな2008+2009号
日中も直通運用で活躍していた頃
’97.11.4 広島駅前にて

車両間はホロがあり行き来ができる
’05.1.4 荒手車庫にて(許可を得て撮影)

夕方のラッシュ輸送で活躍する2004+2005号
この2両と私は相性がいいようです(笑)
’04.8.25 天満町にて

2007号車内の様子
850形(現350形)より後の登場ながら床は木製
’05.1.4 荒手車庫にて(許可を得て撮影)

荒手車庫で出庫を待つ2006+2007号
GMmax登場で今後の動向が注目される
’05.1.4 荒手車庫にて(許可を得て撮影)

2004+2005号が広島駅を出発!
’03.10.16 広島駅付近にて
2000形諸元(現存車)
形式 2000
両数 8(4編成)
車号 2002〜2009
定員 174人(うち座席72人)
自重 38.12t
最大長 24,280mm
最大幅 2,440mm
最大高 4,184mm
主電動機 NE−30A
出力 30kw×8
制御/駆動方式 間接自動制御/吊り掛け駆動
製造年 <2002,2003>昭和35年
<2004〜2009>昭和37〜38年
車体製造所 <2002,2003>ナニワ工機
<2004〜2009>広島電鉄
備考 全車冷房車,2両連結化(昭和49年)



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