■3500形(ぐりーんらいなー)

■実車ガイド■
 昭和55年に次世代の路面電車を目指し日本鉄道技術協会が開発、アルナ工機と川崎重工が共同で製造したのが3500形です。空気ばね台車・回生ブレーキ・チョッパ制御・直角カルダン・クロスシートなど当時としては画期的な装備で登場。当初は協会から広電が借り入れる形で走っていましたが、翌年正式に購入され一般公募により「ぐりーんらいなー」の愛称がつきました。
 試作的要素を多く含むため1編成のみの製造に終わり、クロスシートのため輸送力が小さいので近年では営業運転に充当されることはほとんどなく、予備車的存在となっており、車庫でお留守番していることが多いようです。後継の3700形とよく似ていますが、大きな屋根上機器や窓周りの緑帯がドア付近にない点で見分けられます。





広電唯一のトンネルを抜けてきた3501号
’06.8.21 宮内〜廿日市区役所前(平良)にて



夏のまぶしい朝日に照らされながら宮島線を力走する3501号
’06.8.21 鈴峯女子大前〜井口にて



開業100周年イベントを終え荒手車庫へ向け宇品線を走行する3501号
’12.11.23 日赤病院前〜広電本社前にて



全検出場して久しぶりの営業運転に就く3501号
’01.9.17 草津南にて


運転台

クロスシート

車内プレート1

車内プレート2
いずれも’06.8.21 3501号車内にて

3500形諸元
形式 3500
両数 3(1編成)
車号 3501A.C.B
定員 156人(うち座席52人)
自重 38.40t
最大長 26,300mm
最大幅 2,470mm
最大高 3,820mm
主電動機 MB−3250−A
出力 120kw×2
制御/駆動方式 電機子チョッパ制御/直角カルダン駆動
製造年 昭和55年
車体製造所 川崎重工,アルナ工機
備考 3両連接車,全車冷房車,予備車


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