650形

ラッシュ輸送を終え入庫準備中の654号
’06.2.27 広電本社前〜日赤病院前にて

 昭和17年に製造された大型の電車です。5両が製造されました。現役営業車では唯一の被爆電車で、当時全車とも大きな被害を受けましたが大型車ということもあって早くに修復され、平和都市広島の発展とともに走り続けてきました。
 現在は事故廃車になった655号を除く4両が在籍し、全車とも前面方向幕の大型化、冷房化改造が施されています。また車内は木目がそのまま生かされた美しい仕上がりで、高級感があります。
 2006年2月には新聞紙面にて653号と654号の引退が報道され、同年6月25日をもってこの2両は現役を引退しました。653号は休車として江波車庫で保管されされますが、貸切などの臨時運転が期待されています。654号は被爆の経験を後世に伝えるために長楽寺にある広島市交通科学館に静態保存されることが決定し、2006年8月6日に公開開始となりました。
 今後も継続して営業運転を続ける651号と652号は、しばらくは元気な姿を見ることができそうです。


ラッシュ輸送で頑張る652号
’06.1.4 県病院前にて

日中の3号線で活躍する653号
’05.8.17 鷹野橋にて

ラッシュ輸送を終え千田車庫へ向かう652号
まだまだ活躍できそうだが・・・
’04.8.18 広島港(宇品)〜元宇品口にて

小雨の中3号線で活躍する652号
被爆から60年走り続けている
’05.8.22 県病院前にて

現役営業車唯一の被爆電車
’03.10.16 広島駅付近にて

現役営業車唯一の被爆電車
現在も元気に活躍している
’02.9.24 広島駅付近にて

日常の風景に溶け込む654号
’05.1.7 本川町にて

冷房化を受け今も元気な650形
近年ラッシュ時しかその姿を見ることはできなくなっている
’04.3.1 十日市町にて

白島線の運用につく654号
現在白島線は江波車庫の管轄のため千田所属の
650形が入線することはない
’97.11.4 八丁堀にて

鉄道の日のイベントで走った651号
左は今は亡き601号
’98.10.11 江波にて
650形諸元(現存車)
形式 650
両数
車号 651〜654
定員 80人(うち座席32人)
自重 16.20t
最大長 12,380mm
最大幅 2,438mm
最大高 3,839mm
主電動機 SE−133
出力 38kw×2
制御/駆動方式 直接制御/吊りかけ駆動
製造年 昭和17年
車体製造所 木南車両
備考 被爆電車,全車冷房車
653号と654号は平成18年6月25日をもって営業運転終了
653号は休車(江波車庫で保管)
654号は広島市交通科学館で展示


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