■650形 653号,654号

 平成18年6月25日をもって、現役唯一の被爆電車650形のうち653号と654号が引退しました。営業最終日は雨の降りしきる中、654号が3号線[広島港(宇品)〜西広島(己斐)]の運用に入り、長年親しんだ多くの鉄道ファンや広島市民が引退を惜しみました。
 今後653号は休車として江波車庫で保管、654号は長楽寺の広島市交通科学館で静態保存されることになっています。兄弟である651号と652号は今後もしばらくは営業用として活躍します。653号と654号、長い間本当にお疲れ様でした。




 営業運転を終え千田車庫でしばしの休息をとる654号
’06.6.25 千田車庫にて(許可を得て撮影)



整備を施す江波車庫へ向かうため準備を行う654号
’06.6.25 千田車庫にて(許可を得て撮影)



最終日には特製のHMが系統板に取り付けられた
’06.6.25 広島港(宇品)にて



156号と並んで保管されている653号
’06.8.20 江波車庫にて(許可を得て撮影)

653号,654号諸元
形式 650
車号 653,654
定員 80人(うち座席32人)
自重 16.20t
最大長 12,380mm
最大幅 2,438mm
最大高 3,839mm
主電動機 SE−133
出力 38kw×2
制御/駆動方式 直接制御/吊りかけ駆動
製造年 昭和17年
車体製造所 木南車両
備考 平成18年6月25日をもって営業運転終了
653号は休車(江波車庫で保管)
654号は広島市交通科学館で展示

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