■100系

 
東海道・山陽新幹線初のフルモデルチェンジ車。スピード感あふれる先頭部、フラットになった床下など当時0系のみだった東海道・山陽新幹線に新時代を予感させた。最大の特徴はなんといっても編成中央部に連結されている2階建て車両。高速列車では世界初で、現在でも人気が高い。また0系は全車電動方式をとっていたが、技術の向上などにより100系では先頭車と2階建て車両が付随車となっている。
 100系にはいくつかのバリエーションがあり、国鉄が発注した2階建て車両が食堂車とグリーン車のX編成、JR東海発注の2階建て車両が2両ともグリーン車で食堂車なしのG編成(100’系)、そしてJR西日本発注の2階建て車両が4両(1両が食堂車)のV編成(100N系・グランドひかり)がある。G編成はX編成の続番で製造されている。いっぽうV編成のグランドひかりは3000番台に区分され、こちらは中間の2階建て4両を付随車にしているため先頭車は電動車となっている。ちなみにJR東海のG編成の一部は、300系増備の影響でJR西日本に移籍している。
 登場から15年以上が経過した100系は、X編成は保存車以外は消滅し、G編成も保留車を残してほとんどが廃車された。V編成も2002年5月を最後に定期運用から離脱し、さらに平成14年11月23日のさよなら運転をもって消滅した。またJR東海からは2003年9月をもって完全撤退となり、ここに16両編成の100系はその活躍にピリオドを打った。
 すでに往年の100系の姿を見ることはできないが、JR西日本は老朽化しているこだま用0系を置き換えるため、G・V編成から車両を抜き取り一部は改造して4連(P編成)または6連(K編成)に組替えている。また0系とともにイメージアップのために新塗装へ変更されつつある。2階建て車両がないため気が抜けたような姿ではあるが、こちらではしばらく100系の活躍が見られるだろう。


新山口に進入する100系P編成
’04.12.30 新山口にて

300系を退避する100系こだま
’04.12.30 新山口にて

東京駅で顔を並べるG編成(左)とV編成(右)
東京駅でのこの光景も過去のものに・・・
’01.3.24 東京にて

こだまのイメージアップを図るためグレー基調の塗装に
ライトグリーンの帯を配した100系K53編成
’04.1.17 広島にて

グランドひかりとしての最後の走行
さよなら列車が広島に到着
’02.11.23 広島にて

“King of Series100”の証・・・
ダブルデッカー4連は迫力満点
’02.11.23 広島にて

食堂車からの眺めも最高だった
今はすべてが思い出・・・
’01.3.24 広島にて

新たに「K」編成を名乗ることになったこだま用6両編成
写真の先頭車は中間車からの改造
’02.8.27 広島にて



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