■哀別 最後の未更新3000系(3714F編成)

高井戸の築堤を下る3714F編成
急行識別灯がりりしい
’04.11.11 高井戸〜富士見が丘にて

 1962年に登場した京王初のオールステンレスカーです。最初の2編成は18m片開き3扉車でしたが、第3編成以降は18.5m両開き3扉車となりました。前面は湘南タイプの二枚窓でFRP枠がつけられ編成ごとに7色に塗られているのが特徴です。また1969年増備車から冷房装備で落成(後に初期車も冷房化)、さらに1971年増備車から回生制動付界磁チョッパ制御になりました。このような改良を重ねながら1988年までに145両が製造されました。
 1995年からの後継1000系の登場により初期に登場した3000系から廃車が開始され、同時に車齢の若い3000系はリニューアルされて顔つきが変わりました。そして1000系の投入が一段落した平成16年4月には未更新の3000系は3714F編成のみとなりました。本来なら1000系投入完了とともに引退の予定でしたが、
1000系初期車の改良工事による車両不足を補うために生き残りました。そして1000系改良工事が完了した後、平成16年11月14日の運行をもって3714F編成は引退しました。これにより登場時の湘南形2枚窓顔を持つ3000系は井の頭線から姿を消しました。


朝の急行運用で渋谷をめざす3714F編成
長年親しまれた2枚窓の顔はもう見られない
’04.8.10 三鷹台〜久我山にて

高井戸に進入する3714F編成
顔にビームの影がかかってしまいました
’04.8.13 高井戸にて

ラッシュ時の急行運用に就く3714F編成
乗客をたくさん詰め込んで発車を待つ
’04.10.14 渋谷にて

京王電鉄の計らいにより日中の急行運用に就く3714F
あいにくの天気ながら力走した
’04.10.3 渋谷にて

新代田を通過する3714F編成
’04.10.3 新代田にて

高井戸の築堤を駆け上がる3714F編成
’04.10.3 高井戸にて

’05.10.3 永福町にて

永福町に進入する3714F編成
’04.10.3 永福町にて

永福町に停車中の3714F編成
’04.11.4 永福町にて

三鷹台付近を通過する3714F編成
’04.11.7 久我山〜三鷹台にて

夕日を浴びて側面が赤く染まった3714F編成
’04.11.7 高井戸にて

吉祥寺で発車を待つ 急行渋谷行き
’04.11.7 吉祥寺にて

高井戸の築堤を駆け上がる3714F編成
’04.11.11 高井戸にて

渋谷を目指す3714F編成
’04.11.11 富士見が丘〜高井戸にて

直線を疾走する3714F編成急行
’04.11.11 久我山〜三鷹台にて

三鷹台付近を通過する3714F編成
’04.11.11 三鷹台〜富士見が丘にて

編成を解かれ1両で留置されているデハ3114
すでにナンバー、方向幕が撤去されている
’04.11.20 富士見が丘車庫にて(敷地外から撮影)

3000系(3714F)諸元
形式 3000
編成構成 ←渋谷               吉祥寺→
クハ3764−デハ3114−デハ3064−デハ3014−クハ3714
両数 5両編成
定員 <先頭車>140人
<中間車>150人
最大長 18,500mm
最大幅 2,872mm
最大高 4,100mm
主電動機 120kw×4(電動車1両当り)
制御方式 回生制動付界磁チョッパ制御
製造年 昭和44年(1969)
備考 デハ3014のみパンタグラフを吉祥寺寄りに搭載



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