■3000系

急行運用に就く3721F編成
’05.12.3 三鷹台〜久我山にて

■実車ガイド■
 1962年に登場した京王初のオールステンレスカーです。最初の2編成は18m片開き3扉車でしたが、第3編成以降は18.5m両開き3扉車となりました。前面は湘南タイプの二枚窓でFRP枠がつけられ編成ごとに7色に塗られているのが特徴です。また1969年増備車から冷房装備で落成(後に初期車も冷房化)、さらに1971年増備車から回生制動付界磁チョッパ制御になりました。このような改良を重ねながら1988年までに145両が製造されました。
 1995年からは後継1000系の登場にあわせ3716F編成〜3729F編成に対してリニューアル工事が施工され、前面をFRPから普通鋼に交換し前面窓をパノラミックタイプに、また室内のアコモ改善も実施されました。
 一方更新工事が施行されなかった車両は1000系が導入されるたびに順次引退し、最後まで残った3714F編成も平成16年11月14日をもって運用離脱。これにより3000系の原型車は消滅しました。
 平成20年11月からは3000系完全置き換え目的に1000系が増備されることになり、現在置き換えが進行しています。この1000系増備により3000系は平成22年度までに全廃される予定となっています。
 廃車のうち初期車は1両や2両編成に改造されて地方鉄道へ、また3720F以降の編成は3両化、VVVF化などの改造を行い伊予鉄道へ譲渡され新たな活躍をはじめています。


3000系諸元(現存車)
形式 3000
編成構成 ←渋谷                             吉祥寺→
クハ3750−デハ3100−デハ3050−デハ3000−クハ3700
定員 <先頭車>140人
<中間車>150人
最大長 18,500mm
最大幅 2,872mm
最大高 4,100mm
主電動機 120kw×4(電動車1両当り)
制御方式 回生制動付界磁チョッパ制御
製造初年 昭和37年(1962)
備考 ・リニューアル工事は1995年から開始
・3720F編成以降のうち、クハ3700、デハ3000、クハ3750は京王重機にて整備のうえ伊予鉄道へ譲渡
編成・写真 パンタグラフ 製造年 製造 区分 運行終了 備考
3716F 1975 東急車輛 5次車 2008.12 先頭車のみ集中分散クーラー
3717F 1975 東急車輛 5次車 2009.5 先頭車のみ集中分散クーラー
3718F 1977 東急車輛 6次車 2009.6
3719F 1979 東急車輛 6次車 2009.3
3720F 1983 東急車輌 7次車 2008.11
3721F 1983 東急車輛 7次車 2009.2
3722F 1983 東急車輌 7次車 2009.2 クハ3722は1991年に車体新製(事故復旧)
3723F 1983 東急車輛 7次車 2009.7
3724F 1984 東急車輛 7次車 2009.9
3725F 1984 東急車輛 7次車 2009.10
3726F 1984 東急車輛 7次車 2009.11
3727F 1984 東急車輛 7次車 2009.12
3728F 1987 東急車輛 8次車
3729F > ◇ 1988 東急車輛 8次車 デハ3029のみシングルアームパンタ搭載


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